けがについて
腰・背中の痛み
成長期のアスリートにとって腰椎分離症ようついぶんりしょうは、長期間の運動休止を余儀なくされる腰の疲労骨折です。さらに厄介なのは、腰痛が比較的早い段階で改善されることも多いことです。 中途半端な骨癒合や骨の成熟度合いのままで患部へのストレスがかかってしまうと、骨折部が完治せず将来ひどい腰痛(腰椎分離すべり症)につながるとされています。 また、成長期におけるアスリートの腰痛において腰椎分離症の発生件数は多いとされています。 成長期腰椎分離症は全疲労骨折の 48.9%~64.1%とされ、成長期スポーツ障害の中で ...
股関節の痛み
【保存版】サッカー選手の股関節(内転筋)痛改善はココがポイント!-前編-
サッカー選手と股関節の痛み(鼡径周辺部痛グローインペイン)は切っても切れない関係ぐらい、発症する確率の高い(競技特異的な)ケガのひとつでもあります。 過去には有名なサッカー選手たちもこの股関節痛に悩まされ、プレーができない時期やパフォーマンスが落ちてしまうようなことも多くあります。 今回の記事では、股関節痛の中でも内転筋(太ももの内側)に関連したものに対して行いたいリハビリ・ケアについてまとめていきたいと思います。サッカー選手はこの内転筋に関連した痛みを訴えるケースが非常に多いので、このような股関節痛に悩 ...
股関節痛でリハビリに通う人は老若男女非常に多く、スポーツでの股関節痛に悩む人とはよくこのような訴えを聞くことが多いです。 サッカー選手に多い股関節痛はさまざまな症状が絡み合っているため、非常に複雑で痛みの改善や復帰までに選手をこのように悩んでしまいやすいです。また、これに対応するセラピスト・トレーナーも治療方針や方法に頭を抱えてしまうことも多々あるかと思います。 このように股関節痛で悩まされないためには、ケガの特徴を知り、日頃から股関節のセルフチェックを行い良い状態に維持できているかを把握しておくべきです ...
膝関節の痛み
成長痛として誤った認識で放置されることのおおいオスグッド(正式名:Osgood-Schlatteオスグッド・シュラッターr病)。 比較的に予後が良好であるからそのような対応にされやすいですが、それでは改善されないことも多々あります。 脛骨粗面けいこつそめんに剥離骨片が形成され、疼痛が増悪した場合では長期の運動制限が必要となる1 脛骨粗面と呼ばれるひざに一番近いスネの部分は、身体の成長とともに徐々に骨のように硬くなっていきます。 軟骨のようにまだまだ柔らかい時期に過度な負担がかかり続けることで、脛骨粗面の一 ...
成長期の膝の痛み(=オスグッド)や膝のお皿(膝蓋骨しつがいこつ)周囲の痛みに悩むトップ・学生アスリートやスポーツ愛好家の人って少なくないと思います。 そしてその原因の多くは、太もも前の筋肉(大腿四頭筋だいたいしとうきん)の柔軟性低下が原因として考えられています。しかし、実際の治療現場ではその部位のストレッチやマッサージのみでは改善できないことを多く経験します。 また、大腿四頭筋の柔軟性も勝手に低下するわけではありません。なにか原因となるようなものがあるから柔軟性が低下します。となると、根本的な原因が解決し ...
足首の痛み
スポーツをしている人は足首をねんざした(くじいた)ことを1回でも経験したことがあると思います。 足首のねんざはスポーツにおける代表的なケガであり、足首の中では最も発生頻度の高いケガ1とも言われています。 そんな足首のねんざは、大半のものが時間経過とともに痛みが改善され何ら支障なくスポーツに復帰することが可能であるため、そこまで深刻にこのケガを捉える人も少ないかと思います。 しかし、理学療法士の視点から見ると軽視しすぎるのもよくない理由が何点かあります。 今回はその軽視していけない理由を3つに厳選してまとめ ...
初期症状で復帰までの期間がわかる!?足首ねんざ受傷後に確認ほしい2つのこと!
足首のねんざは中途半端な状態で復帰するとその後遺症によってねんざの再発や競技ぱパフォーマンスの低下につながることが多々あります。 関連記事 ねんざの正体は足首周りの靭帯の損傷であると前述の記事ではお話ししました。そのため、ねんざからの復帰の大前提にはこの傷がちゃんと癒えている(修復されている)かが挙げられます。 ねんざの重症度の度合いもこの傷の深さによって変わりますが、しっかりと治すにはある程度の時間をかけなければなりません。 そこで気になるのは、どれぐらいで復帰が可能なのかですよね。 推測に必要な判断材 ...
リハビリについて
腰・背中のリハビリ
股関節のリハビリ
【保存版】サッカー選手の股関節(内転筋)痛改善はココがポイント!-後編-
サッカー選手に多い股関節痛。中でも内転筋ないてんきん(太ももの内側)の炎症などが原因で発症する割合が多いとされています。 以前にまとめた記事では、普段の姿勢が問題となり内転筋の機能低下による股関節痛についてご紹介しました。 このように普段の何気ない姿勢が原因で内転筋の機能低下を引き起こし、キック動作などでうける負荷に耐えられず痛みに発症するケースも多いです。 また、普段の姿勢の問題が改善されてもさまざまなスポーツ動作において内転筋への負荷が高まり痛みにつながるケースも多々見受けられます。 今回の記事では、 ...
【保存版】サッカー選手の股関節(内転筋)痛改善はココがポイント!-前編-
サッカー選手と股関節の痛み(鼡径周辺部痛グローインペイン)は切っても切れない関係ぐらい、発症する確率の高い(競技特異的な)ケガのひとつでもあります。 過去には有名なサッカー選手たちもこの股関節痛に悩まされ、プレーができない時期やパフォーマンスが落ちてしまうようなことも多くあります。 今回の記事では、股関節痛の中でも内転筋(太ももの内側)に関連したものに対して行いたいリハビリ・ケアについてまとめていきたいと思います。サッカー選手はこの内転筋に関連した痛みを訴えるケースが非常に多いので、このような股関節痛に悩 ...
膝関節のリハビリ
成長痛として誤った認識で放置されることのおおいオスグッド(正式名:Osgood-Schlatteオスグッド・シュラッターr病)。 比較的に予後が良好であるからそのような対応にされやすいですが、それでは改善されないことも多々あります。 脛骨粗面けいこつそめんに剥離骨片が形成され、疼痛が増悪した場合では長期の運動制限が必要となる1 脛骨粗面と呼ばれるひざに一番近いスネの部分は、身体の成長とともに徐々に骨のように硬くなっていきます。 軟骨のようにまだまだ柔らかい時期に過度な負担がかかり続けることで、脛骨粗面の一 ...
ひざの前面が痛かったらこのトレーニングを!おすすめ股関節トレーニング3選!
オスグッドやジャンパー膝と呼ばれるひざ(膝蓋骨しつがいこつ)下の痛みは、太もも前の筋肉(大腿四頭筋だいたいしとうきん)へのストレッチが優先されますが、以下のように実際の治療現場ではうまい具合にいかないことも多く経験します。 太もも前のストレッチは膝を大きく曲げる必要があり、やる以前に痛みによってストレッチができないことも多いため教わっても実施できないことも多々あります。※太もも前のストレッチが悪いわけじゃありません!すごく大切なストレッチなのでこの後お伝えするストレッチと一緒に実施してください! 根本的な ...
足関節のリハビリ
足首のねんざはスポーツをしていると必ずと言っていいほど、受傷率の高いケガです。また、再発率が高かったり潜在的な後遺症が多い特徴的なケガです。 関連記事 このような最初の危険性を最小限に抑えながら後遺症を残さないためにも、ねんざをしてしまってからのリハビリが重要となります。 受傷直後からのリハビリのポイントについては以下の記事でまとめていますのでぜひこちらもご覧ください。 関連記事 この記事では、競技復帰に向けて必要な身体能力を再獲得するためのリハビリとトレーニング方法についてご紹介していたいと思います! ...
足首のねんざから競技復帰へ!復帰までに必要なリハビリ-前編-
足首をねんざしてしまうことはスポーツをやっている上で避けては通れないというほど結構な確率で受傷している選手が多いです。 他のケガと比べると治りが早いものでもあります。(程度にもよりますが。)しかし、セラピスト・トレーナー側からするとあまり軽視できなくてむしろ厄介なケガでもあると考えています。その理由はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ参考にしていただけると。 関連記事 このような後遺症に悩まされないようにするには、ケガをしてから適切なリハビリ・ケアをする必要があります! 復帰までに必要な要素を整理しな ...
コンディショニング全般
トレーニング図鑑
サッカー選手の股関節痛を改善・予防するオススメなトレーニング!-Copenhagen Adduction Exercise-
サッカー選手の特徴的なケガの一つに鼡径周辺部痛グローインペインと呼ばれる股関節の痛みが挙げられます。 当ブログでも数種類の記事にわけてそのケガのことについてまとめてまいりました。 今回はこのケガの改善・予防に効果的とされているCopenhagen Adduction Exerciseコペンハーゲン内転筋エクササイズについて深掘りしていきたいと思います。 このトレーニングは内転筋と呼ばれる太ももの内側にある筋肉を強化するトレーニングで、サッカー選手特有の股関節痛改善・予防に効果的であるとされています。 今回 ...
股関節の硬さに悩んだらコレ!おすすめ股関節系トレーニング4選!
股関節の硬さに悩む学生・トップアスリートやスポーツ愛好家は非常に多いと思います。 こちらの記事ではそのような方々向けにおすすめしたいストレッチ方法を紹介しました。 この記事内でも紹介しているように股関節の可動性を引き出すためには股関節の噛み合わせをよくすることが重要であります。 噛み合わせを良くする方法は2つ。 今回は、個々の筋力トレーニングによって噛み合わせをよくして可動性改善につなげる方法について紹介します! こんな人におすすめ! 股関節の硬さに悩んでいる選手・保護者 腰痛・ひざの痛みに悩んでいる選手 ...
ストレッチ図鑑
股関節の硬さに悩んだらコレ!おすすめ股関節系ストレッチ3選!
スポーツをしている人たちの多くが抱えている悩みのひとつに股関節の硬さが挙げられます。 スポーツ選手や愛好家の方々、学生アスリートたちをサポートしていると「どうしたら股関節が柔らかくなるのか?」と結構相談を受けます。 股関節を柔らかくするためには股関節(骨盤と太もも)の噛み合わせをよくすることです。 股関節の噛み合わせを良くするポイント お尻まわりの筋肉の柔軟性を改善させる 噛み合わせをよくする筋肉の機能を高める 股関節が硬いかどうかはこの記事を参考にしてもらえると判定できるとおもます! こんな人におすすめ ...